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コラム

Column

健康 2022.02.14

朝ヨガは三文の徳!!朝ヨガのすすめ

「早起きは三文の徳」と言われるように、朝時間の活用は快適な生活を送る上で、様々な面でメリットがあります。

そんな朝にお勧めなのが「朝ヨガ」です。

ヨガを朝時間に取り入れることができれば、快適で健康的な生活を楽しむことができるはず。

今回は、朝ヨガについての効果やお勧めのポーズ、行う時のポイントをご紹介します。

 

朝ヨガの効果ってどうなの?

ここでは朝ヨガの効果を3つご紹介します。

 

・自律神経の活性化

・骨盤矯正効果

・基礎代謝の向上

 

それでは、一つ一つ詳しく説明していきます。

 

自律神経の活性化

自律神経とは、自分の意志とは関係なく自動的に動く神経のことです。

そして、呼吸・循環・消化・生殖・排泄など生命維持に必要な機能を調節しています。

自律神経には交感神経と副交感神経という、相反する機能を持つ2つの系統に分けられます。

交感神経は身体を活動的にする神経で、副交感神経は身体を休ませる神経です。

眠っている時には副交感神経が優位になっているので、朝ヨガをして身体を刺激すると交感神経を活性化することができます。

すると、頭がすっきり切り替わるので身体と心を上手に整えることができ、穏やかな気持ちで一日がスタートできます。

 

骨盤矯正効果

骨盤は、一日の中でも開閉のリズムがあり、そのバイオリズムが気分や感情に関係しています。

骨盤が閉まっていると、気分はハイ、開いていると気分はロー。

骨盤が一番閉まっているのは朝起きた時で、午後から夕方にかけて少しずつ開き続け、寝る時には開ききった状態になります。

これは自然のリズムですが、骨盤が開いた状態が長く続くと、日中のデスクワークをする時間帯では、集中力の維持に影響があるといわれていたり、骨盤自体や内蔵を固定している筋肉が衰えてしまったり、下半身に脂肪がつきやすくなってしまったり、あまりよいことがありません。

そこで、最も骨盤が閉じた状態の朝にヨガを行うことで骨盤矯正が期待できます。

 

基礎代謝の向上

朝は身体が眠りから目覚めたばかりで、活動的ではありません。

起床直後は一日の中で最も体温が低い時間帯です。

そして、食事(前日の夕食)を摂ってから時間が経っているので、身体の血糖値が低い状態でもあります。

この状態は実は脂肪が最も燃えやすいため、朝の時間に有酸素運動を行うと脂肪燃焼効果が期待できるのです。

特に呼吸を重視するヨガを行えば、酸素を十分に取り込めるので脂肪燃焼を加速させます。

そして、毎日少しずつでも継続すれば基礎代謝アップにもつながります。

朝ヨガは基礎代謝を上げ、痩せやすい身体に導いてくれるのです。

 

 

朝ヨガにお勧めのポーズ「太陽礼拝」

朝ヨガに特にお勧めなのは、「太陽礼拝」。

太陽礼拝とは、その名の通り太陽への感謝を表す動作を12の基本的なヨガのポーズで行うシークエンスです。

このシークエンスには立位や座位の基本的な動きがバランスよく組み込まれているのが特徴です。

吸う呼吸、吐く呼吸と、呼吸とポーズを連動させながらアーサナを行い、12のポーズを一連の流れで行います。

1回やるだけであれば5分もかかりません。

まずは、スタジオでインストラクター動きに合わせてポーズをとるレッスンを受けてみましょう。

 

朝ヨガの時に意識するポイント3つ

ここでは朝ヨガを行う際の3つのポイントをご紹介します。

 

・自分の身体の状態に合わせて行う

・毎日同じポーズを行う

・朝食を摂る前に行う

 

それでは、一つ一つ詳しく説明していきます。

 

自分の身体の状態に合わせて行う

ヨガには基本的にこのくらいやった方がよいという目安は特にありません。

ですから、体調がすぐれない時には無理する必要はありません。

自分の身体のことは、自分が一番よくわかっています。身体と心の状態を確認しながらヨガを楽しみましょう。

 

毎日同じポーズを行う

同じポーズを繰り返すと、自分の身体と心の変化、つまりその日の体調を確認する効果があります。

例えば、昨日は大丈夫だったのに、今日は手首がちょっと痛いとか、身体の重さや伸び具合、気分の違いとか、ちょっとした変化に気づきやすくなります。

このような変化がわかれば、その日は手首に無理をかけないようにしようと意識するなど予防策がとれます。

そうすると、通院などより深刻な事態を防ぐことができるのです。

 

朝食を摂る前に行う

朝ヨガは、朝食前の空腹状態に行うのがお勧めです。

空腹状態の方がアーサナや呼吸に集中しやすいためです。

食後すぐに行うと、身体のエネルギーが消化に使われ、ヨガに集中できません。

お腹いっぱいの時は、勉強や仕事に集中しづらいのと同じです。

また、ヨガには身体をねじる動作などが多いので、内臓に負担がかかり、体調を崩すことがあります。

どうしてもお腹が空いている時は、消化によいものを軽めに済ませて、最低でも1時間はあけるようにしましょう。

 

まとめ

今回は朝ヨガについての効果やお勧めのポーズ、行う時のポイントについてご紹介しました。

朝のタイミングで行うヨガは、体調を整える方法としてお勧めです。

なるべく毎日の習慣として意識して取り組めば、身体と心のバランスの取れた健康的な生活が送れるようになります。

まずは10分間でもよいので時間を決めて毎日行ってみてはいかがでしょうか。